老眼について、予防対策・防止・治療
老眼は、一定以上に年を重ねた誰もがなる危険性のある病気です。
ものを見るときは、普段われわれは、目の中の水晶体を毛様体筋によって厚みを調整し、網膜にピントが合うように外から入ってくる光を調整しています。
網膜部分でうまく焦点が合うようにすることで、ハッキリと明確なビジョンを保つことが可能となっています。
しかし、年を重ねるとこの水晶体と毛様体筋の老化により、この調整能力が弱くなってきます。
人間の瞳は、1〜2メートル以上の距離、中距離から遠距離にあるものを眺めるのが目の負担が少ないもっとも自然なものの見方ということになります。
近くをみるときは特に、水晶体の厚みの調整をしてピントを合わせる必要がありますが、このとき老眼の人はピントを合わせるのが難しくなってしまいます。
したがって、老眼は遠視に近いような形になることが多いといわれます。
いわゆる老眼鏡と呼ばれるものは遠視と同じ、凸レンズになります。
次第に進行していくものなので、レンズもその都度強い強度のものに変えなくてはなりません。
もともと近視をもっている人は、遠くにピントが合いづらい代わりに近くにピントを合わせやすい状態になっています。
したがって、老眼で顕著な症状として表れやすい、遠視的傾向は、近視者の場合は症状として表れにくいといえます。
しかし、老眼自体が発生していないというわけではなく、水晶体の老化は始まっている場合も多く、進行すれば近眼の人もどうように近くが見づらい状況というのはありえます。
防止・予防策としては、普段からピント調整能力を鍛えておくということが重要といわれます。
そのために、室内凝視訓練法などの2メートルから5メートル以内にある遠近の目標に交互にピントを合わせる訓練が行われたりします。
治療法としては、いままではほとんどありませんでしたが、最近は「伝導性角膜形成術」という技術、通称「老眼治療CK」という、老眼治療手術が注目されてきています。
この技術により、90パーセント以上の人が老眼を克服できるといわれています。
老眼のレーシック手術について
視力開腹手術のレーシック手術というものがありますが、レーシックはピント調整能力を改善するものではありません。
したがって、基本的にレーシックによって老眼を治療することはできません。
また、60歳以上の高齢の方には、そもそもレーシック手術自体を適応できない場合があります。
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